
昨日の6月24日にて47歳となりました。
私がブラジルにサッカー留学の為に日本を飛び出してから、ちょうど30年となります。
あの頃の記憶は今でも鮮明に私の記憶にあり、今思えば良く17歳の少年が日本の反対側のブラジルに行ったもんだ!
と感心すらします。
今は建築デザイン・設計の世界で生きていますが、
あの頃世界に飛び出した気持ちと何ら変わりはありません。
目指す目標は変わっても、目指すスタイルは変わらない!
あの頃のままのサッカー少年が、今は建築少年となっているだけです。
少年??
中年ですかね・・・。
年々、体の老いと戦っていますがここからが本当の勝負です。
と自分に言い聞かせて・・・。
そんな中、進行中物件現場に家族を連れていきました。
普段見ることのない、父親の仕事を見せる意味も含めてですが、
10年も使用されていなくて、何もなかったはずの建物に新しい息吹を吹き込む建築デザインのすばらしさ・楽しさを子供たちにもわかってほしいから。
現場に行く道中の車の中で眠ってしまったのですが、現場についたら大はしゃぎです!
ふだん見ることのできない、カフェの裏側や、まだ建築途中の個所・匂いなどに興味深々。
早速、小物を使用してのカフェままごと始まり始まり・・・。
本当に楽しそうです!
工事も大方終了をむかえるなかで、多くの方の目に留まる建築デザインとしました。
おそらく工事中の職人さんたちでさえ理解不能な工事内容なので、一般人の方は理解に苦しむかもしれません。
なにせ、工事自体をしていない箇所のままで完成なのですから!
世の中の普通とは何か?
常識とは何か?
そんな子供たちの疑問、創造、創作意欲をかきたてることのできる建物を目指しました。
これから使用するスタッフ・利用者の方の考え方次第で工事は永遠に続いていく。
まさに、小さなサグラダ・ファミリア。
7月10日の地域住民さまへの先行内覧会を終えてプレオープン予定です。