イサム・ノグチの遺作というべき作品を見学してきました。
”人間が傷つけた土地をアートで再生する”という理念のもとに基本構想が完成。
イサム・ノグチ急死後も、様々な人達の協力を得て完成したようです。
広大な元沼地を再生し市民が集う公園としたことはもちろん、
アートな要素を全体に散りばめた設計はイサム・ノグチならではでした。
街中にアートな感性を配置する考え方は、香川県と通ずるものがあります。
ガラスのピラミッド内部のミニマルなディティールに関心しつつ、
私はまだまだだな~と考えさせられました。
予算がない、工期がない、職人に伝わらないなどなど、色々と言い訳をしがちなこの頃ですが、
改めて建築デザインとはなにか?と自問自答しております。
地元、鳥取でもデザインについての考え方を広く伝えていかねばと思いを強くしたところであります。